第3報
第2報 「郡山富田駅」
「郡山 懐かしのあの場所あの店」ようやく第2報です。
岡田先生の第1報から本当にお待たせしました。第2報はどの場所にしようか、どのお店にしようかと考えている間、こんなに長い月日が経ってしまいました。申し訳ありません。
第1報で「出世坂」が取り上げられていましたので、今回も大学付近の変貌についていくつか取り上げてみたいと思います。
一つ目は新しくできた磐越西線「郡山富田駅」です。
この駅は県内30年ぶりの新駅として2017年4月1日に開業しました。学生時代は郡山駅から大学までバスを利用して通学していましたが、雨や雪が降ると渋滞して大変でした。
今は災害級の悪天候冬にでもならない限り遅れることはありませんが本数が少なく、予約をとるときにお年寄りの患者さんから電車の時間に合わせてほしいとお願いされることが良くあります。
新駅が開業されてから大学前にあったバス停はなくなってしまい現在、バス路線は廃止されています。
バス停は病院玄関前にあったので移動時間はほぼゼロでしたが300m先の駅まで歩くのはお年寄りの足では大変そうだなぁと思います。
バスが廃止されてしまった大学前の通りは県道296号線「荒井郡山線」という道路ですが以前は逢瀬川を越えて郡山駅方向へ直進できる道路でした。
この県道296号線も大学講義棟脇から北へ向かう上り坂のバイパスが通り、三春街道入口交差点までつながっており、一部区間は歩道付きの2車線の部分もあります。
大学前への下り坂が優先道路ですので駅前からの車は合流点で一旦停止することになりました。
新しい道路ができる前から講義棟の向かいにある職員駐車場への出入りは注意を要することが多かったのですが、朝の通勤ラッシュ時に喜久田方面から右折で駐車場に進入することが大変な日が多くなりました。
対向車が途切れるのを待っている間にいつの間にか自分の後ろに何台も車が停まっていて焦ることもしばしばです。たまに駅方向からの対向車がパッシングして駐車場に入れるよう合図してくれると、今日は一日いい運勢かな…なんてニマニマすることもあります。
郡山の町並みの変化は大都市に比較するとゆっくりかもしれませんが確実に変化しています。
今後も郡山の懐かしい場所の「今」をご紹介していけたらと思います。
報告者:17期 佐藤穏子
- 郡山富田駅ホーム
- 郡山富田駅への連絡通路
- 講義棟を背後に見た県道296号線
(右手側が駅方向、左手側がバイパス) - 県道296号線のバイパスとの合流点
ガードレールがついて道幅も広くなりました。
第1報 「出世坂」
新しく始まりました「郡山 懐かしのあの場所あの店」。
第1報は私の独断と偏見で、乃木坂でも、欅坂でもなく、大学裏門から善宝池に向かって100m程にある交差点を右折した位置にある坂。通称「出世坂」にしました(通称の由来:一説によると坂の頂付近に位置する下宿にいた学生達が裕福であり、坂を上ってくると出世する的な事を下宿の経営者が学生達に言い、それが広まったとのこと)。
近々に大学周辺を散策された方はご存じかと思いますが、道路が次々と大きく様変わりしてきました。私は入学時から数年間この「出世坂」の周辺に住んでいました。幾度となく友人達と通った道であり、非常に思い出深い場所です。
写真でもあるように大きく様相が変わってしまいました。タイトルである「懐かしのあの場所あの店」。形は変わっても場所自体はあります。しかし、腹を満たしていた「ますがた食堂」、そして生活雑貨、食料品等を買っていた「いとうストア」はすでにありません。やはり寂しい気が致します。
篦棒に美味しかったかといわれれば?ですが、アホみたいに食欲があり、しかも金のない学生時分には有り難いものでした。ラーメンどんぶりに入った「中華丼」、盛が多い「焼肉定食」を店があるうちにもう一度食べておけば良かったと後悔しています。思い出はスペシャルスパイスや!(彦麻呂か!)
坂の通称やその存在自体があまりピンと来ない方も多くいらっしゃるとは思います。しかしながら、懐かしく思える方もそれなりにいるのではないかと思い取り上げてみました。
今後も郡山の懐かしいところについて、広報部員の方々とともに更新していきたいと思います。
報告者:18期 岡田英俊
- 【裏門側から見た出世坂】
その昔、頂付近には鉄柱が横たわっていましたが、今は新道があります。 - 【ますがた食堂跡地】
今は駐車場があり、その後ろにアパートが建っています。 - 【いとうストア跡地付近】
新しい家が建ち、そして建物の基礎があります。 - 【線路側から見た出世坂】
左に行くと出世坂、右に行くと新道に繋がります。